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古くからある食べ物らしく、江戸時代の寛永12年(1635年)の『料理物語』の後段(宴会の後に出される間食で、うどんやそうめん、饅頭などが含まれる)の欄に、「すすりだんご」と称される物が載っている。これはもち米6に対しうるち米4で作った団子を小豆の粉の汁で煮込み、塩味を付けたものであり、その上から白砂糖をかけた一種の汁物である。当初は甘い物ではなく、塩味で調理されており、酒の肴として用いられる事もあった。餡餅やおはぎなどとの関連性もあるものと見られる。
なお、「すすりだんご」と称するものは現在でも大分等に残っており、トウモロコシ粉団子の汁粉を指したり、団子を野菜と煮たすいとんのような料理を指す事もある。
現在は喫茶店や甘味屋、茶店などで供されており、大阪の「夫婦善哉」(白玉団子の御前汁粉が2つの小さな御椀に入れられて供される)などがある。特に甘味屋や茶店においては、口直しや甘味を際立たせるものとして、塩昆布や漬物など塩味の濃い食品を添えて出す事が多い。また、長崎の卓袱料理においては「梅椀」という名で御前汁粉がデザートとして出される。梅椀という名前は梅の花の塩漬けを汁粉に浮かべて出したからともいわれる。砂糖が貴重品だった時代の名残ともいわれるが、古い時代の卓袱料理の献立では汁粉以外の菓子類等が出されており、確証は無い。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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8月3日(金)17:12 | トラックバック(0) | コメント(0) | 仕事 | 管理
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